観光局がSNSで静かに疲弊している理由
観光局のSNS運用を担当する人に十分な数、話を聞けば、ひとつのパターンがすぐに見えてきます。公式な会議では誰も口にしませんが、非公式には、たいていの人が疲れています。旅先に疲れているのではありません。終わりのないランニングマシンに疲れているのです。木曜日締め切りの新しいリール、はやらなくなる前に覚えなければならない新しいトレンド音源、先月ライバル地域でうまくいって、今度はその流行が終わる前に真似しなければならない新しいフォーマット。
奇妙なのは、それがどれほど積み上がっていかないかということです。投稿は2日ほどうまくいって、それから消えていきます。その週にアルゴリズムが何を優先しようと決めたにせよ、その下に埋もれてしまうのです。どこにも積み重なっていきません。来月もまたゼロから始まり、その次の月も同じです。マーケティングチームが1年間全力で働いても、残るのはクリップの入ったフォルダと、それが本当に旅先へ人を連れてきたのかどうかを何も説明してくれないフォロワー数だけです。
これは、この仕事をしている人たちへの批判ではありません。たいていの人はうまくやっていますし、予算や人員が本来許すはずの水準よりずっとよくやっていることも多いのです。ランニングマシンは、このフォーマットそのものに組み込まれています。ショート動画は、常に供給され続けなければ意味を持ちません。その価値のすべてが、数日で忘れてしまうアルゴリズムに与え続けることにかかっているからです。
私たちは、それを必要としない何かの余地があると考えています。一度撮影すれば、そのまま何年も流れ続け、見え続けるためだけに毎週作り直す必要のないチャンネルです。旅先がすでにしていることの代わりではなく、追いかけ続けなくてもいい要素がひとつ加わるだけです。それが新しいプロジェクトというより、ほっとできることのように聞こえたなら、あなたの旅先について聞かせてください。そうしたチャンネルに実際何が必要か、一緒にお話しできます。
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